2011年10月22日土曜日

アスペルガー症候群の確定診断と医師の所見

今日は成人発達障害の専門外来で確定診断を受けてきました。
診断は「アスペルガー症候群、但し軽度」とのことです。

いくつかの心理テストを受けましたが、そのうち主にWAIS-IIIの結果(全IQ=130,言語性IQ=140,動作性IQ=113,discrepancy=27↑)が、診断に影響を与えている様子でした。医師の言葉を借りると、次のようになります。

知的能力を示す言語性IQが高い一方で、作業能力を示す動作性IQが低いため、自分が頭で出来ると思っているほど、作業が出来ず、理想(過度の目標)と現実のギャップがストレスとなりやすい。
しかし、動作性IQも平均以上を示しており、仕事のうえでは問題にはならないだろう。また、ソーシャルスキルも年齢と共に積み重ねられ高くなっており、アスペルガー症候群としても軽度である。
現在の精神疾患の症状は、1)過度の目標と現実のギャップによるストレス、2)心的外傷、3)過労から来ていると推察される。
対処として、薬物療法を継続しつつ、まずは過度の目標を普通のレベルに下げるところから始めるとよいだろう。

私は10年来心療内科や精神科に通院していましたが、現在の専門外来に転院してから、薬物療法の効果が目に見えて出てきました。過度の目標を下げる事も自らを振り返って納得の行く指示でした。今後も医師の指示に従いたいと思います。

確定診断とともに頂いた心理検査結果の報告書も示唆に富むものでしたので、これらについても分析して、医師の指示を仰ぎながら少しずつ回復・改善していきたいと思います。

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